文部科学省 平成24年度「大学の世界展開力強化事業 〜ASEAN諸国等との大学間交流形成支援〜」採択事業

文部科学省 大学の世界展開力強化事業

日本・インドネシアの農山漁村で展開する
6大学協働サービスラーニング・プログラム

事業運営


プログラムの概要

 SUIJIコンソーシアム

学士課程から博士課程にいたるSUIJIプログラムの国際基準に基づく質の保証を伴ったカリキュラムのPDCA、授与資格の認定と管理は、SUIJIコンソーシアムが担っています。SUIJIコンソーシアムは、それぞれの大学が持つ教育研究拠点を有機的に連携させることにより、熱帯地域の農業発展及び自然資源の保全に貢献し、ひいては地球規模の環境問題に貢献することを目的としています。この目的を達成するために、コンソーシアムでは、共同研究、共同教育、大学の教職員に対する研修交流などのプログラムを行います。コンソーシアムは、ガジャマダ大学・ボゴール農業大学・ハサヌディン大学及び愛媛大学・香川大学・高知大学の正会員と、さらにプログラムに協力する他の機関等の準会員とで構成されています。コンソーシアムには、正会員の大学の学長から持ち回りで選出される機構長と、機構長を補佐し次期の機構長となる副機構長を置いています。SUIJIコンソーシアムの下には、コンソーシアムの運営に関わる重要事項と準会員の入退会に関することの決定、機構長及び副機構長の選任を行う「運営会議」とSUIJIの各種プログラムを運営する専門部会として「6大学SUIJI推進室会議」が設置されています。専門部会である6大学SUIJI推進室会議の下には、各大学のSUIJI推進室が置かれています。


 SUIJI推進室

日本側のSUIJI推進室には、各大学の兼任教員からSUIJI推進室長を選任すると共に、主として本事業に従事する専任教職員として特定職員を愛媛大学に2名(うち1名はインドネシア人)、香川大学に2名、高知大学に1名配置し、愛媛大学には特定職員2名を配置しました。国際基準に基づく質の保証を伴った協働教育の実現をめざし、6大学の兼任教職員と特定教職員が定期的に会合を重ねるとともに、メールでの情報共有、テレビ会議、合宿を随時行い、本構想が掲げる目標の共有、日・イ間で異なるアカデミックカレンダーや履修体系に関する綿密な調査と整理を行い、ガイドラインの策定と覚書の締結を進めました。各大学のSUIJI推進室は、大学内の国際交流担当部局、教育学生支援担当部局および農学部・農学研究科と他学部を含む教職員を加えた全学的な組織体制を構築し、全学体制で事業を運営しています。日本側3大学では、原則月1回の頻度で各大学内ごとにSUIJI推進室会議を開催し、さらにテレビ会議を使用して日本側3大学SUIJI推進室会議を開催してきました。

SUIJIプログラムの危機管理については、6大学のSUIJI推進室間で緊急連絡先をプログラム実施前に更新・共有し、危機発生時には迅速に対応できる体制を構築しています。プログラム実施前とプログラム実習中は、参加学生の健康管理(体調不良、感染症情報)、就学環境の変化(社会情勢、天候変化、自然災害)などについて経常的に情報収集を行い適宜必要な対応を行っています。危機発生時には、プログラム参加大学間と対象学生の保護者への連絡とを含めて迅速に情報共有を行っています。これまで、インドネシアにおいては火山噴火、車両事故、体調不良(デング熱)などの事象が発生し、対応してきました。危機管理対応については事後に検証を行い、他のプログラムの危機管理にも反映しています。


 SUIJIセミナー

原則月1回程度実施してきたSUIJI推進室会議に加えて、年1回毎年9月にSUIJIコンソーシアム構成大学の学長以下SUIJIプログラムを運営する教職員、プログラム参加学生が集うSUIJIセミナーを開催してきました。SUIJIセミナーはコンソーシアム長が置かれている大学で開催し、初年度の2011年は愛媛大学で、以後ボゴール農業大学(2012年)、高知大学(2013年)、ハサヌディン大学(2014年)、香川大学(2015年)、ガジャマダ大学(2016年)の順で開催されました。SUIJIセミナーの開催に合わせて、運営協議会、6大学SUIJI推進室会議を開催し、SUIJIプログラムの参加学生による成果発表、関係教員による各大学のプログラム取り組み状況等の情報共有、プログラムに関連する各種覚書の締結を行ってきました。


 外部評価委員会

SUIJIコンソーシアムとその下に設置されている各会議とは別に、外部評価委員として本構想を客観的かつクリティカルな視点で評価を行うことのできる専門家を任命し、外部評価委員会を開催しました。平成24年度から毎年、大学運営、プログラム運営に関して造詣の深い外部有識者、大学と地域間の連携事業を実践するNPO関係者などから3名から4名を招聘してきました。外部評価委員からの意見は、地域と協働するプログラムの実施のあり方、学生成果の評価方法、大学の国際化を促す改革に資するプログラムの展開方法、全学的な事業運営に関わる大学のガバナンスについてなど多岐に渡りました。指摘事項については、SUIJI推進室会議で検討した上で、プログラムの改善やさらなる発展に生かしてきました。

 SUIJI事業概要

 プログラムの成果

 関連行事一覧


ページの一番上へ戻る